前回の194回は2020年1月の開催で3年半の間隔があります。
村田 淳の『鉱山研究』98号に投稿・掲載した文章に古代史の難解な用語、新奇なものがあるので、金属と国家(政権)成立などにかんれんして解説します。
金属、とくに鉄は「鉄は国家なり」と常識のように認識していることがありますが、現代ではそれ以上に「石油は国家なり」を毎日実感しています。ウランは国家なりとはならない時代趨勢にあるとおもわれますが?
日本の古代には、青銅器時代を明確にできず、銅と鉄がほとんど同時に使われた時代が金属がきていしたとの説が有力である。それらはそれぞれの金属の性質に制約されている。日本古代のヤマト(大和)政権の成立にどのような役割をはたしたのか? また鉱山業や製錬業はそのころはどのような状況に置かれていたのかなどを解説します。
■日時:2023年8月26日(土)13時30分~17時
■報告:村田 淳
「金属(鉱物)が大和政権の成立にはたした役割~書評・石母田正『日本の古代国家』~
■会場:東京都中央区京橋プラザ区民館、地図は『ニューズ・レター』に掲載します。
■問合せ先:村田 淳 221-0011横浜市神奈川区神之木台41-22
電話:045-401-5259 メール:sunao-urata[at]asahinet.jp
ご注意:当日レジメや資料を配布しないので、『鉱山研究』98号をお持ちのかたは持参してくださ
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